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子供を持ってからの方が効率よく、いい仕事ができるようになった
ライフワークを上手く仕事に結びつけるようになった

第2回:秦純子氏

秦純子氏高田:子供をもって大きく変わったことは何ですか?

秦:私は子供を出産しても「変わりたくないな!」というのが根本にありました。ただそうは言え、変わらざるを得ないものもあった。やはり時間の使い方は大きく変わりましたね。ただ、仕事に対する姿勢とか、守りに入らないスタイルなどは変えたくないと思っていたので、できる限りわがままをいいながら、周りに助けていただき、何とかやってきました。

やはり時間は変わりましたね。でも、働き方とか、時間の使い方に関しては、理由が何にせよ変えておいてよかった、と思っています。

高田:仕事中毒の秦さんの場合はそうですね。

秦:はい、際限なくずっと仕事しているかもしれないので。

高田:体を壊す前に時間の使い方が変わってよかったですね!(笑)

秦:そうそう、そうなんですよ。(笑)

高田:若い頃は仕事にのめりこんでしまい、「あっ!」と気がついたときには体を壊していることがよくありますからね。そんな人はたくさん見てきました。

秦:そうですね。やっぱり、今でも若いメンバーを見ているとそう思うことがよくあります。

時間とか働き方のこともありますが、以前はどちらかというと分析内容や、コンテンツ中心で勝負してきましたが、今は人柄だとか、普段どういう生活をしているのか、どんな信念をもっているのか、ということを含めて仕事をするようになりました。これも子供ができて変わったことの一つですね。

よくON・OFFといわれるように、昔はONとOFFの時間に拘り、完全に切り替えて仕事をしていました。ONは仕事に集中し、OFFには全く仕事のことは考えない。でも最近では、OFFの時間でも「私はこんな人」、「私はこんなことをするのが好きな人」など人間性を滲ませながら、「こんな生活をして、こんな消費生活をしています」、それがこんな仕事に活かされています、という具合に。

高田:今では自分のライフスタイルを上手く仕事に結びつけながらできるようになったということですね。いい意味で余裕がでてきたのでしょうね。

秦:例えば、それが商品であればダイレクトに関係するのでしょうが、20代前半のキャラクターではなく、女性は30代でも40代と大変になることもありますが、人柄、落ち着き、経験だとか得るものも沢山あるなと感じています。そういうものを以前より活かせるようになったかな、と思いますね。以前のように、ただただ仕事だけに没頭している毎日では、今のような仕事のやり方はできなかったと思うんです。

高田:仕事だけに突っ走っているだけでは得られなかったものがある、ということですね。人間力がついてきた、ということかな。

秦:いえいえ、まだまだです。

子供をもてて本当によかった!
子供との時間は、仕事の時間も楽しく変えてしまうもの

秦:子供を出産した際は、マイナスに思うこともありましたが、今では本当によかった!と心から思っています。昔ある生命保険会社のCMで、働くお母さんが上司と喧嘩をした日に子供をお迎えに行って、「ママ、課長さんと喧嘩しちゃった」と自転車の後ろに座る子供に言うと、子供が「ダチョウさんと?」と聞き間違えて、怒っている課長さんの映像が、ダチョウさんに変わるCMがありました。子供との時間は、そのものも楽しかったり、時に大変な刺激が沢山ですが、仕事の時間も楽しく変えてしまうものです。

高田:今普通に仕事に復帰して、見事に両立していますからね! もちろん、ここまでくるには相当努力されたんだと思いますが。

秦:私は過ぎたことって本当にれちゃうんですよね。(笑) 子供ももう8歳になりますし。忘れっぽいのも得意技でしょうか?

高田:忘れるぐらいだから、上手くいっている証拠ですね! これまで多くの方々にサポートしていただいて、今日の秦さんがあるんですね。

秦:そうですね。まわりの方々には本当に助けていただきました。

高田:みんな応援していましたよね。力のある、これからどんどん伸びる可能性のある若手をもっと育てていこうとした周りの意志も強かったように思います。

秦:本当に皆さんにはお世話になり、応援してもらったので、それがものすごい励みになりました。その分、今度は育てる、助ける側にならないといけないな!と思っています。

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