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クライアントと家族ぐるみの旅行
海外の女性パートナー(役員)からの素敵なアドバイス

第2回:秦純子氏

秦純子さん高田:コンサルタントのキャリアの中で出会うクライアントは相当な数。皆さんとはいまでもお付き合いしていますか?

秦:はい、今でも色々なクライアントの皆さんとお付き合いさせていただいています。とても仲良くさせていただいています。最近は家族同士で旅行に行ったりもしているんですよ。

高田:プロジェクトのクライアントとですか?

秦:はい! 先日某小売プロジェクトでお世話になったプロジェクト・リーダーのご家族とともに、会社の福利厚生で契約をしている宿泊施設へ旅行してきました。

高田:あら、そうなんですか。

秦:ちょうどその方のお子さんとうちの子供の年令が一緒でしたので、みんなでプールで子供を遊ばせたりして。でも、プロジェクト・リーダーだった方が子供といる光景は、なんだか不思議な絵だなぁー、なんて。(笑)

高田:そういう家族ぐるみの関係はいいですね。

秦:実は、シンガポールの女性パートナー(役員)に素敵なアドバイスをいただいたんです。

私の所属している産業、プロダクト(製造・流通業)グループでは、もっと日本の女性をパートナーへ引き上げるための策として、海外の女性パートナーに、日本の女性シニア・マネジャーのカウンセラーになってもらい、色々アドバイスする仕組みができたんです。女性パートナーを一人つけてくれるんです。彼女が来日する際に、一緒に食事に行き、アドバイスしてくれる。彼女は日本で仕事をしたこともあり、日本のことは商慣習を含めよくご存知なんです。

『日本の商慣習にとらわれていては駄目よ。』って言われたんです。『私は、クライアントとのリレーションシップを築くために、クライアントの奥様とセントーサ島のスパに行き仲良くなったこともあるのよ。』とか具体的に自分がしてきたことを話してくれました。『だから、夜の飲み会だけじゃないのよー。』と冗談交じりで話してくれるんです。「なるほどな~」なんて、思いましたね。それで、今回思い切ってご家族もお誘いしてみました。

高田:そうだったんですね。それで、クライアントとも更に仲良くなれたわけですね。その海外の女性パートナーにアドバイスをもらえる仕組みはいいですね!

秦:そうなんです。わりと最近始まったプログラムなので、まだ彼女とも何度も話せている訳ではないですが、電話で話したりしています。あまり最近は来日しないのでお会いできないのですが、何かと気にかけてくれているんです。

高田:日本のことをよくご存知の方でよかったですね。

秦:そうなんです!ラッキーでした。
ほんとにプラクティカルなアドバイスをして下さる方で、もう1つ教えてもらったことがあるんですよ。男性の上司とのけんかの仕方。むかつくことは色々あるかもしれないけど、こんなけんかの仕方はしてはいけない。こんなけんかだったら、上手くかみ合う、とか。先の見えるいいけんかの仕方、駄目なけんかのアプローチ、とか。

高田:納得できるものでした?上手いけんかの仕方って?

秦:女性は感情的に見られがち。そんな女性を見た男性も感情的になりやすい。感情的ではなく、ビジネスライクにグイグイ攻めていくけんかだったらOKよ!など。

高田:だてにパートナー(役員)になっていませんね。色々と経験して今のポジションになったのでしょうね。

秦:そうだと思います。私はまだまだです。(笑)

ハードワークなのに 「楽しくて・やめられない・とまらない!」理由は?
コンサルタントをやっていてよかった!と思える瞬間は?

高田:コンサルタントは、常にスピードが要求され、ハードワークだし、ストレスもかなりのもの。でも、楽しい!やめられない!って思うのはどんなところですか?

秦:1つは仕事の中身。常に世の中の新しいことに携わっていられること。新しい商品、新しいビジネス、新しいサービス、新しいものの考え方、消費者の考え方など、めまぐるしく3ヵ月毎(各プロジェクトの期間)に味わえること。好奇心が旺盛な方なので、そこがホントに楽しく感じます!

あとは、社外、社内含めて「人」ですね。コンサルタントは徒弟制だけど、通常の会社と違い、プロジェクト毎にいつも上司や部下が変わる。絶え間なく色々な人と仕事ができるんです。

プロジェクトの下にメンバーとして入ってくる人も、新卒で入社した人、中途採用として私なんかよりずっとあらゆる経験を積んで入ってきた人とか、いつもメンバーが変わる。クライアントも以前は絞られた人とのやりとりだったのが、今では協力会社の人も含めて、かなりクライアントの輪も広がってきました。やはり「人」は大きいですね。

高田:やっぱりコンサルをやっていてよかった!と思える瞬間はどういうときですか?

秦:よくコンサルタントが、提案したものが実現したとき、例えば提案したものが日経新聞の一面に掲載されたときに喜びを感じると言いますが、それは、たぶん事業会社でやっている方の方が醍醐味があると思う。

私が嬉しいなと思うときは、クライアントの方や経営者の方、例えば現場の営業マンの方に「今までとすごく変わりましたね!」とか、もっと言えば、「変わってよくなったと思います!」と言っていただける瞬間が一番嬉しいですね!

高田:クライアントがホントに実感しているときですね。

秦:はい!クライアントが、「変えられた」とか、「変わった感」をもってもらえたときが最高に嬉しいです。こちらから提案したことを実際にやってみて変わった、というのが一番いいですね。

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