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常に「消費者の視点」を意識している
これからチャレンジしてみたいこと

第2回:秦純子氏

高田:プロフェッショナルとして、意識していることや大切にしていることは何ですか?

秦:具体的なことで言えば、マーケティングとか新規事業を考える中で、「消費者の視点」というのは大事にしようと思っています。特に、女性で、若手で仕事をしている、まさに消費が動く中心の層です。常に生きた視点でみるよう気にしています。

高田:いつでも、何に対してでもフレッシュな視点を大切にしてるんですね。

秦:そうですね。あとは、クライアントに対しても、部下に対しても、人をベースに仕事をするので、人間関係は大事にして仕事をしています。

高田:今後はどんなプロジェクトをやっていきたいですか?

秦:そうですね。一番直近は、戦略立案とかマーケティングをやってきたので、実際に立ち上げるところにも関わりたいと思っています。今もクライアントの戦略立案先の立ち上げに関わっており、提携先の開拓などしています。実際の立ち上げ部分までやっていきたいですね。今後1年~2年の間にやってみたいことです。

あとは、2年~3年前にグローバルでスタートしたADP(Accenture Development Program)、海外のNPOとかNGOにコンサルティングサービスを行うプログラムへの参画です。去年社内で応募して、面接に合格したんです。

もともと国連で仕事をしたいと思っていたので、一度はやりたいと思っていた。その時は、アクセンチュアを辞めてからと思っていましたが、社内にいながらにしてそんなことができるんだ!とすごく魅力を感じました。でも、半年ほどウガンダとかに行きっぱなしになるので、実現できるのは子供の学校が落ち着いた頃ですね。

長期的には、素っ裸な、温かいリーダーに、経営者になってたらいいな、と思っています。

高田:それはアクセンチュアのパートナー(役員)として?

秦:う~ん、どうなんでしょうね。(笑) それはもう少し考えてみよう、と思っています。

「やりたいことがみつからない!」学生へのメッセージ
情報だけを見て思い悩まずに、どんどん飛び込んでいって欲しい

高田:最後に2つメッセージをいただけますか。
今の学生で、「やりたいことがみつからない。」とか、「将来どんな仕事をしたいのかわからない。」という学生が結構多いです。そういう方々はどうするべきだと思いますか?

秦:情報だけ見て、思い悩んでいる人が多い。それはそれで大事なことですが、仕事って、実際にやってみないと大変さとか、楽しさがわからないもの。チャンスがあれば、できるだけ多くの人に話を聞いてみたり、私が大学時代にやっていたようにインターンとか、アルバイトをするのも1つの手だと思います。実際に飛び込んじゃった方が絶対にいいと思う。本当に、百聞は一見にしかずでしかないな、と思いますね。

高田:そうですね。はじめからやりたいことなんて見つからない。いろんなことをやってみてはじめて、好きなこととか、やりたいことが見つかるもの。

秦:そうですね。頭で考えていたらなかなか見つからない。それは仕方がない。思い切って飛び込むことが一番です。

例えば、小学生だって1年生から何でもできるものではなく、実際に小学校1年、2年、3年と上がっていき、5年生のときにはじめてできるものもある。チームでサッカーできるようになったり、演劇できるようになったりする。

飛び込んでみて「あっ、違う。」、「駄目だ。」と誰しも思うことはありますが、その瞬間の感情だけですぐに諦めないで欲しいです。すぐに「合う・合わない」とか判断してしまって、諦めないで欲しい。いろいろ実際にやっていくことで、変わることもあるんです。

働く女性へのメッセージ
とにかく躊躇せずにどんどん相談したり、聞いてみて!
ちょっと勇気をだすだけで、たくさんのヒントがもらえる

秦純子さん高田:では、今度は働く女性にメッセージをいただけますか。キャリアで悩んでいる女性、やりたいことがあってもなかなか挑戦できずにいる女性、家庭・育児との両立で悩んでいる女性など、女性はそれぞれのライフステージで色々な悩みを抱えています。そんな働く女性へ何かメッセージをお願いします。

秦:これは私も都度悩んできました。でも、なんでそれを切り抜けていけたかというと、自分の中で溜めずに、常にみんなに相談しまくった、ことでしょうか。出産のときもそうでしたし、社内だけでなく、社外の人にも相談した。そこで、なるほど!と思いながら、自分なりの解を見つけ、前へ進めるようになった。

ですから、とにかく躊躇せずにどんどん相談したり、聞いてみたりすることをお薦めします。

高田:身近な人に限らず、思い切って、勇気を出して、色々な人に相談してみることですね。

秦:そうですね。幸い最近は、色々なコミュニティや、ネットワークをつくるチャンスもあります。そういうものを上手く活用してみてはどうかと思います。

あとは、特にライフステージでいえば、やはりキャリアにとって、不利な時期や辛い時期がある。やはり子供が小さいときは、正直キャリア上不利だし、マイナスなこともある。でも、そういう時期はずっと続くわけではない。そういう時は、つい「一生このままかな……。」なんて不安に思ったりするもの。でも、たった1年~2年のことです。その先は常に変わるもの。だから、その都度「一生こうなんだ……」と考えたり、落ち込む必要は全くありません。状況はどんどん変わります。また、時間がたつと、マイナスだと思ったことがプラスに転じたりします。

高田:長いキャリアの中で、ほんの短い一瞬だ!と思えば、気持ちも楽になり前へ進めますね。頑張っている人には、必ずまたチャンスがめぐってきますから。

今日はお忙しい中お時間をありがとうございました!

(おわり)

コンサルタントの日常、そして出産、職場復帰、子育てしながらのコンサルティング生活と、ちょっと懐かしく、とても楽しくお話させていただきました。コンサルタントに限らず、今後も多くの女性が子育てと仕事を楽しく両立できるようになればいいですね。

今後の秦さんのますますのご活躍をお祈りしています。

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