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消費者の目線で拘った、家庭でのナチュラル製品

第4回:武田美貴子氏

武田美貴子さん武田:その頃から宅配の無農薬野菜を購入し、お肉なども多少高くてもトレーサビリティできるものを買っていました。洗濯洗剤や食器洗いの洗剤も成分を確認し、土中や水中に残ってしまう化学成分が入ったものではなく、分解するものを使っています。

高田:結構徹底されていますね。たぶん、誰でもそうしたい気持ちはあっても、なかなかそこまでできませんよ。

武田:何か、一つずつやっていたら、いつのまにかこんな風になったんですよ。

高田:家庭を持ってからも変りましたか?

武田:特に、子供が喘息になってから気をつけるようになりました。それに加えて、父が7年前に63歳で亡くなったんです。20年以上単身赴任をしていて、がんで亡くなりました。男性ですから外食が続いたり、好きなものしかたべないなど、食生活が不規則だったんでしょうね。父の死をきっかけに、人間ってもろいな、とつくづく感じたんです。すべての元になる食生活が乱れるとこういうことになるんだな、ということを強く感じました。ゴルフが大好きで、運動はやっていたほうだと思うんですが付け焼刃に運動したりするぐらいではだめなんですね。

高田:それで一層こだわりも強くなられたんですね。

武田:犬をお散歩しているときも、雨あがりの水たまりをペロっとなめたときに、うわっ、これ酸性雨じゃないかな?と思ったり、夏休みに子供と犬が川にドボンと飛び込んだときも、いつまでこの川に入れるのかな?なんて思ったり。なので、ごくごく普通の生活レベルで、いろいろなことが「大丈夫かな?これはどうかな?」と思うようになっていたんです。

高田:そういう一つ一つのことがやりたいことに少しずつつながっていったんですね。

武田:子供を持つ親として、一主婦として何かできることはないかな、と思った時にこういう商材を取扱いたいと思いました。

マーケティングの基礎から叩き込まれた、
猛烈に働いた「外資系コスメ・メーカー」での10年間

高田:何となく温めていたものが少しずつ膨らんで、現在にいたるわけですね。色々大変なことはあると思いますが、いままでいちばん辛かったこと、大変だったことは?

武田:辛かったことはないんですが……。

高田:毎日が楽しいですか、会社員のときよりも?

武田:そうですね!雇われていたときもそれなりに楽しく仕事はしていましたよ。(笑) あまりやらされ感はなかったです。

高田:はじめにおっしゃっていたように、大きな予算を任され、割と自由に仕事をしていたということですか?

武田:もちろん入社したての頃は、マネージャー監督のもとでやっていましたが、その割にはいろいろとチャレンジさせてくれました。

高田:一社目の職場はかなりハードだったようですが、ある意味恵まれた仕事環境だったんですね。

武田:そうですね。マーケティングなんて全くわかりませんでしたが、いろいろ教えてもらいましたし、経験もさせていただきました。そこでの経験は本当に大きなものですね。特に、マーケティングはネットワークが命です。10年間勤務した際にできたネットワーク、人脈は大きな財産となりました。

高田:起業された際のマーケティングというか、広報は専門分野ですし何も問題ないですね。

武田:はい、ファーモスを立ち上げたときは、多数の雑誌へとりあげていただきました。

高田:コスメの雑誌掲載は売上にかなり効いてくるといわれていますからね。

武田:そうですね。それから、プレス発表会は定期的にやるようにしています。

高田:以前の職場のネットワークを通じてみなさんにご協力いただけるのはありがたいことですね。

武田:ほんとにありがたいです、みなさんに感謝しています。以前お付き合いがあったにせよ、立ち上げたばかりのブランドで、今後どうなるかわからない未知の会社にご協力いただけることは本当にありがたいです。

高田:武田さんは昔から愛されキャラだったのでしょうね。お話していて感じます!

武田:いえいえ、そんなことはありません。

( 前半おわり)

後半の内容

次回後半では、転職後はじめてのプレス発表会での出来事、起業で大変なこと、これからの挑戦、将来の夢などおうかがいました。また子育てしながら猛烈に働いてきた経験談と両立のコツもうかがいましたので、どうぞお楽しみに!

#2007年8月6日更新:対談の後半をアップしました。こちらからどうぞ

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