
起業で大変な資金繰り
オオガニック商品の在庫管理
高田:起業される前は東京商工会議所(東商)の創業ゼミナールへ通われたそうですね。
武田:はい、経営に関してきちんと知りたかったので。でも、同じように起業する仲間に出合えたことが一番の収穫です。今でも、定期的に報告会というかグチ会をしています。
高田:東商の方にもいろいろお世話になったとか?
武田:はい、東商の担当者や東京信用協会の職員の方々がいろいろ相談に乗ってくださり、銀行さんとのパイプをつくってくださるなど、話がスムースに進みました。ショップ経営など大きな資金が必要になりますので。
高田:ある意味女性が一番苦手な点でもありますので、それは大変助かりますね。
武田:はい、本当に助かりました。事業計画書まで見ていただきました。銀行に見せる際には、ここの数字を判りやすく直した方がいいよなど、細かい点などアドバイスまでしていただいたんです。(笑)
高田:とてもいいメンバーで学べることができましたね。
起業して一番大変だったことはどのようなことですか?
武田:やはり資金繰りですね。弊社ではB2Cだけではなく、B2Bもしておりますので、お取引先が増えればまわしていかなければならない金額がどんどん大きくなるので、その資金繰りが一番大変です。それなりの在庫もかかえますしね。
高田:在庫管理は大変ですね。
武田:もちろん注文予定数より多めに在庫をかかえますが、モノ自体がオーガニックなので、消費期限もあるんです。なので、その期限も見ながらの管理になります。実は、この春ショートしてしまった商品があるんです。思いのほか売れ行きがよかったものですから。マーケッターとしては失格ですよね。(笑)
高田:通常の商品とは違いオーガニック商品は、更に在庫管理が難しいですね。
出産後も猛烈に働いた「外資系マーケティング部」での毎日
高田:一社目のものすごくハードな会社員時代にご出産され、今は中1の息子さんがいらっしゃいますよね。当時産休はどの程度とられたんですか?
武田:産前は1週間です。
高田:えっ、1週間? 産まれる1週間前まで仕事をしていたんですか?
武田:はい、暇だったもんで(笑)。でも、実際には1か月遅れての出産でした。出産後は3ヶ月で復帰しました。当時マーケティング部で子供ができたのは私がはじめてだったんです。
高田:職場復帰後は、時短を使われていたんですか?ご両親にお願いするとか?
武田:いいえ、はじめは24時間保育園にあずけ、2歳になってからは幼稚園に入れましたので、そのころからはベビーシッターさんへお願いしていました。幼稚園が13時に終わり、ベビーシッターさんがお迎えに行き、主人か私が帰宅するまでシッターさんへ子供の面倒をお願いしていました。
高田:帰りは遅かったんですよね?お金より時間をすべて買っていたような感じですね。
武田:はい、当時の給与はほとんどベビーシッターさんへ右から左でしたね。
高田:それでも働くことを選んだんですね。
でも、よくやってましたね! 大変だったでしょうね。
武田:そうですね、ホントに大変でした。夫には悪いことをしたと思っているのですが、妻・主婦の役割なんて、全然できていませんでしたね。海外出張のときなどは実家にあずけていました。
