
転職後はじめてのプレス発表会で
高田:一社目でお子さんが小さいころが一番大変な時代だったのでしょうね。
武田:そうですね、ちょうど会社としてもヒット商品が続々誕生し、売上が上り調子だったころで毎日が忙しく、あの頃は一番大変でした。
実は、2社目の会社に転職したはじめてのプレス発表会の日に父親がなくなったんです。
高田:それは大変でしたね。間に合ったんですか?
武田:いいえ。少し前から容態があまりよくなかったので、会社にはその旨話したところ、私が不在でもすべてが回るように外部のPRエージェンシーを頼んでくれました。何かあったら父を優先するようにと言っていただいたことは、本当にありがたかったですね。結局、プレス発表会当日の朝に父は亡くなったんです。あの時はなんだか、全く実感がなかったですね・・。
高田:当日ですか・・・。
武田:父はいつも私のこと、仕事のことを応援してくれていました。ヘッドハンティングをされて転職したこともとても喜んでくれていました。ですから、転職してはじめてのプレス発表会は父のためにも行こう!と決めていたんです。朝6時に上司に電話で状況を伝え、父の望んでいることでもあったので、これから会社に向かいます、と。
高田:上司の方には止められませんでした?
武田:上司は、「何言っているの、私に恥をかかせる気なの?」と怒鳴っていました。「そんなことしたら私が鬼呼ばわりされるじゃないの。とにかくこれは上司命令です。今はお父様のそばにいて差し上げなさい」、と。『上司命令』なんておっしゃったことのない優しい上司でしたので、私への気遣いなんだな、と嬉しくて涙がでました。
高田:転職したばかりだったにもかかわらず、すでに信頼関係が築けていたんですね。
武田:二日後にお葬式だったんですが、遠方だったにもかかわらず、転職前の会社の上司、同僚、また当時の上司、同僚、それから会社関係者の方々には大勢来ていただき心から感謝しました。
高田:そういうたくさんの応援者の方々に囲まれてお仕事されてきたんですね。
今後のビジネスの展開
これからの挑戦、将来の夢
高田:今後はファーモス・ナトゥーアをどのようにしていくのか、今後のプランなど教えていただけますか?
武田:男性女性、そして年齢問わず、多くの方にファーモス・ナトゥーアのよさを実感していただきたいので、今後は店舗数を増やしていきたいですね。現在は銀座にも期間限定で出店し、実際に経験しながら、どのように展開していくのがベストなのか、日々考え・悩み・勉強させていただいています。
高田:ブランドのイメージを大切にしながら、今後の販売戦略をいろいろとお考えなんですね。
武田:最終的にはファーモス・ナトゥーアのエステティック・サロンをオープンしたいと思っています。ファーモス・ナトゥーアの創設者が開発した奥深いマッサージ・メソッドによるサロンです。直営店は、サロンを併設した販売店にしていきたいと思っています。
高田:サロン、とても楽しみです!
