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起業したい女性へのアドバイス
自分のやりたいことはどんどん情報発信して欲しい

第4回:武田美貴子氏

武田美貴子さん高田:起業をしたいと思っている方へ何かアドバイスはありますか?

武田:私は常に「こうしたい!」「あんなことしたい!」、と口に出すようにしているのですが、こちらから情報発信することにより、欲しい情報が届いたり、いろんなチャンスがうまれたりします。ですから、起業したいという方にはいつも「情報発信はどんどんするべき!」ということは言い続けています。

高田:今女性で起業したいけど「どうしようかな?」と躊躇して一歩踏み出せずにいる人が結構います。そういう方へ何かアドバイスするとしたらどんなことですか?

武田:「どうしようかな?」と思っているのであれば、やめた方がいいですね。迷っているのであれば、やらない方がいいです。時期が熟していないんだと思います。「起業する!」と決めたのであればやるべき。「どうしようかな?」と思う理由は自信がないのか、他の理由なのか、それはよくわかりませんが、そんな風に思うのであればやらない方がいいですね。

高田:本気でやりたいと思うと迷いはなくなるでしょうね。

武田:本当にやりたいと思うんでしたら、「どんなことしてでもやろう!」と思うはずですよね。でも迷うということは、何かひっかかることがあるのでしょう。最近、東商で起業をしたい方の前でお話しする機会があったのですが、その後、起業したいという人から、どうすればいいのか?と個人的に相談を受けることがよくあります。でも、よくよくお話を聞いてみると、ご自分が売りたい商材のこと、マーケットのこと、流通の仕組みなど全く知らずに相談にいらっしゃる方がいます。起業以前の問題ですよね。最近は1円で会社を立ち上げることができるので、結構安易に考えている人が多いですよね。会社を起こせば何とかなるというのは大間違いです。会社は誰でも作れます。利益を生むことが大変なんです。

高田:そうですね。

武田:それから、会社を興す前に企業で働いたことがない人は、相当頑張らないといけないと思います。企業での勤務経験がないと、人の動かし方もわかりませんし。自分ひとりで動くことは限界があります。アルバイトでもパートでも良いから一度働いて、社会全体の仕組みを知ることが大切だと思います。

働く「プロフェッショナル・キャリアママ」として
まわりのみなさんのサポートにはいつも感謝!

高田:いまでも育児と仕事で迷っている女性が多いです。バリバリ働いている中、ここで子供を産んで大丈夫か?とか。武田さんはいかがでしたか?

武田:私が子供を出産した際の直属の上司は、私が出産し復帰した後に一人目のお子さんを出産しました。在職中は、「そろそろ二人目いったほうがいいわよ、今のうちに。そしたら、次は私が生むからね」なんて言われていました。(笑) そうこうしているうちに私が転職してしまいましたが、転職先でも「子供はつくっていいのよ。」ということは言われていました。 

高田:職場としては恵まれた環境でしたね。

武田:ええ、直属の上司は理解があったのですが、その上が大変でした。マーケティング部では出産をして在職する宣言をした第一号が私でしたから、それはそれは大変でした。私が出産をするまでは、マーケティング部にいて妊娠していた人たちは、皆移動願いを出していましたので、会社としては前例がありませんでした。

高田:そうだったんですか! それほど大変な仕事だったということですね。

武田:時短はしないにせよ、子供が突然熱をだしたり、何かあった場合は周りの人たちにカバーしてもらうことになるので、みなさんへの感謝の気持ちは忘れないようにしなくてはと常に思っていました。

高田:まわりのサポートは本当にありがたいですからね。

自分が「どんな風に子育てして、どんな風に働きたいか?」が大事
両立のコツは「パートナー(主人)」の理解!

武田:義理の妹が大手百貨店に勤めていますが、そこでの産休、育児休暇は充実していて、長期でお休みができます。もちろん、その分昇格などは遅くなりますが、ゆっくり子育てに集中することができます。

高田:職場環境にもよりますね。

武田:私は3カ月だけお休みし、その後は、時短もせず他社員と同じように働いてきました。やり方はいろいろありますので、ご自分でどんな風に子育てして、仕事をしたいかではないでしょうか。

高田:流されるままではなく、自分でどうしたいか考えるのは大事なことですね。

武田:何も犠牲にしないでスムーズにすべてうまくいくことはありません。なにか我慢しなくてはいけないことがあったりはします。今の時期は仕事をセーブしよう、とか、この1ヶ月は子供に泣いてもらおう、とか。ただ、第一線のマーケッターとしてやっていくには、一度退職して、3年くらいあいてしまうとなかなか復帰は難しいんではないでしょうか。特に会社に就職するつもりでしたら。

高田:あまり間をあけない方がスムーズに復帰できた!という女性は多いですね。

武田:例えば私がしていた広報の仕事など、3年も経ってしまうと状況も大きく変わっているでしょうし、復帰は難しいと思います。経理や財務などの職種であれば、問題はないと思いますが、職種や業界にもよるでしょうね。

高田:ところで、武田さんにとって育児と仕事の両立のコツはなんですか?

武田:パートナーの理解です、これにつきます! さきほども言いましたが、子供が小さいときはベビシッターさんを雇っていましたので、私の給与はそれで全て消えていました。それでも仕事をしたいという私を主人は理解してくれましたし、今でも私の帰りが遅いときは早く帰って子供の夕食をつくってくれたりします。

高田:素晴らしいですね!

武田:子供がいるのであれば、お互いに協力しないと難しいですね。

高田:起業のときも反対はされなかったそうですね。むしろ応援してくれたとか?

武田:そうですね。やりたいのであれば、やってみたら!という感じでしたね。(笑) 主人がすでに会社を興して10年以上経っていましたので、私の起業熱には理解がありました。ただ、24時間会社のことに費やそうと思えばできてしまう環境なので、自宅を事務所にするのであればON/OFFの線をちゃんと引かないと疲れるよ、ということなど、先輩起業家としていろいろアドバイスしてくれます。

高田:起業に関してもアドバイスしてくれたりと、とてもいい関係ですね! ご家族の理解とサポートがあり、いつも笑顔で思いっきりお仕事できる武田さんは幸せですね。

これからのファーモス・ナトゥーアの展開を楽しみにしています!
今日はお忙しい中ありがとうございました。

(終わり)

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