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チャンスをつかんで頑張ると、自然に体にしみついてくることもある

第6回:河村都氏

河村都さん高田:子育てしながらはすごいですね。パーティの司会だけでなく、大学で講義を持ったことで、人前でお話することの訓練がされて今につながったのでしょうか?

河村:とにかくものすごい勉強にはなりましたね。人間って、いろんな場面でチャンスはある。そこに嗅覚はって、ちょっとチャレンジしてみようとか、自分の成長のために利用するとか、そのチャンスをつかんでみる。そして実際にやってみることで体に入っていくこともたくさんあります。 食べ物を前にして、これ美味しそうね、まずそうね、と見ているだけでは何もならない。実際に口に入れて、食べてみないとわからない、経験することで体にしみわたるんですよ。だから、「人間としてのエッセンスとして、何でもトライしないと駄目よ!」と常に思っていますね。

高田:あとは、若いころから何にでも興味があって、好奇心旺盛だったんですね。いろんなチャンスがきたときは、あまり迷ったり、躊躇することなく前へ前へ進むことで上手くいくこともあるんですね。

河村:そうですね。私はあまり迷ったりはしないですね。

高田:嗅覚がきかないときはやらない、「直感でピン!」ときたときは躊躇せずにやってみる!という具合でしょうか?

河村:そうです。誰かが私の何か、どこかを見て頼もうとしている。そこにライトを当てようとしてくれているんですから。それが、“チャンス”なのです。

高田:若い時からそんな風に思っていましたか?

河村:そうですね。「やらないで後悔するより、やってみて後悔する方がいいな!」、と。常にそう思ってきましたから、「悪いこと以外は全てやろう!」と思っていましたね。(笑)

高田:それが原点ですね。

河村:未知のものはとにかく面白そうですよね。どうしたらそうなるんだろう? どうやっているんだろう?とか。とにかく興味があるんですよ。今もそうですね。

幼児教育ビジネスを考えるきっかけ
人間の教育は大人になってつくられるものではない、
どんな環境でどんな風に育ったかが関係する

高田:失礼な言い方ですが、若いころとか、今でも同年齢の方々でそんな風に思う方って少なかったのでは?保守的な考え方をする方が多い時代でしたよね?

河村:そうですね。小さいときにいくら勉強が優秀でも、何でもできる子であったとしても、その人が輝いていくのは、どういうところで、どういう心でものごとを受け取って生きてきたかが、とても大切だと私は思っています。例えば、素敵な50歳の方がいるとして、「あの方は小学生のときにものすごく優等生だったんですよ。だから今輝いているんです。」ということは言わないですよね。

高田:確かにそうですね、そんな言い方はしないですね。

河村:私はそういうことを今のお母さん方にお話しして伝えていきたいと思っているんですよ。

24年間勤務した会社の中で、人材教育で感じたことは、人間の教育の基本は、大人になってからつくるものではない、どんな環境でどんな風に育ったのかが関係するんだ、ということ。その原点の教育は、20歳過ぎた時にはっきり出てくるのだな、と。それは、本人だけが気がつかないんだな、っていうことをものすごく感じたんです。

高田:ちょっとドキッとしますね。それは、いつ頃から感じられたんですか?

河村:そうでうね、年齢を重ねてからですね。三つ子の魂百までもというけど、本当にそうだな、と思ったんです。やはり、どんな育ち方をしたのか、それはお金持ちだとかそういうことではなくて、お母さんがどういう姿勢で接してきたのか、お母さんとお父さんはどんな風に向き合ってきたのか、とか小さな時に受けたことは大人になるほど隠しきれない部分なんですよ、それがよくわかってきた。

私は今大人たちに教育しているけどそれでいいのか? 原点に戻って、お母さんたちに私のこれまでの経験を伝えてあげないといけない、そうすることが私に求められていることだって思っちゃったんです。 

高田:それで「オフィス カワムラ」をスタートすることとなったんですね?

河村:あるきっかけで会社を辞めることになったんですが、その際に、すぐに頭が切り替わって、「今だ!」「これをやる時は今だ! 神様がくれたチャンスは今何だわ!」と思ったんです。

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