
夫婦ともども理解できる仕事内容
長瀬:夫は公務員で労働関係の仕事をしています。ですから、有休もまあ取りやすいですし、仕事が終わるのもさほど遅くはないんです。
高田:では、仕事の内容も理解できますし、お互いにプラスですね。
長瀬:そうですね、仕事は理解し合っていますが、逆に仕事の話はあまり深くはしないんです。顧問先のことなど詳細は言えませんし、また彼も自分の関わっていることは話せませんので。意外と冷たいんですよ。(笑)
高田:ご自宅でもお互いにしっかり守秘義務を守っていらして、プロフェッショナルですね!
長瀬:ですから、会社名を言わずに、「A社」にこういう社員がいて困っているんだけど、なんて相談したりするんですよ。(笑)
高田:しっかり割り切っていて流石です。あと、社労士としての忙しい時期なども理解してくれるので、それは助かりますね。
長瀬:はい、理解してくれるのは助かりますね。
リフレッシュ(ストレス解消法)の方法は?
高田:子育てしながら、毎日忙しく働いている中、長瀬さんのリフレッシュ方法はどんなことですか?
長瀬:子供が保育ママを卒園して、幼稚園(延長保育のある幼稚園)に入りました。幼稚園ママ同士の集まりが楽しくって。これまでは保育園だったので、あまりおつき合いはなかったんですが、幼稚園に通うようになり、同じ年の子供を持つママさん同士で仲良くして、リフレッシュしています。
高田:幼稚園のママさん同士で仲良くなり、リフレッシュできるなんて、素敵なことですね。ストレスを感じている話はたまに聞きますが、仲良しになり一緒におでかけできる関係というのは、いいですね~。
長瀬:はじめは、働いているママさんも少なそうだったので、こんなに仲良くなれるとは思いませんでした。でも、今ではとても仲良くおつき合いさせていただいています。
高田:いいですね!
長瀬:あと、子供を幼稚園に送っていく途中、電車の中で仲良しの「働くママ友」に会えるんです。たった15分程度の会話ですが、お話できることがリフレッシュにもなり、励みにもなり、私にとってはとても大きいんです。大切な時間です。
高田:それは貴重な15分間ですね! ママ友同士、子供の話だけではなく、お互いに働く女性として刺激しあえるのは素敵なことですね。
働く女性へのアドバイス
私のこれまでの経験から思うこと
高田:働く女性へ何かアドバイスをいただけますか。
長瀬:私は「簡単には会社を辞めない方がいい派!」なんです。「辞めたい……」とか、「もう駄目だ……」と思っても、あと半年とか、1年とか頑張ってみて、それでもどうしても辞めたいと思ったときは、単に辞めてしまうのではなく、今後どうしたいのかをある程度具体的に考えて、辞める、というのがいいですね。
「辞めたい、もう駄目だ……」と思ったまま、後ろ向きのまま転職しても決して上手くいきません。また同じことの繰り返しです。そのまま次の会社に移っても状況はそんなに変わらない、というのが経験から思うことです。
高田:そうですね、その通りだと思います。最近は、すぐに合わないとか、向いていないと判断する人が多いですが、仕事なんて、そんなにすぐにわかるものではないですよね。
簡単に変えてしまう前に、目の前のことを一生懸命やってみるとか、つまらないことの中で何か楽しさをみつけてみると、好きな仕事に変わることだってある。仕事ですから、全部が楽しいことばかりではないです。
長瀬:女性は人間関係もあるかもしれませんが、よほど大変な状況でなければ、簡単に辞めてしまうのはどうかと思います。人間関係はどこでもあることですから。若いとき、学生のときは好きな友達同士でいればよかったですが、会社の組織はそういう訳にはいきません。選べませんから。
高田:そこに適合させていくのも大人になっていく能力の一つですね。
長瀬:上手く使われていることこそ、いいことだと思うんです。使われているフリをして、会社を上手く利用することも1つの手ですから。1年~2年で辞めるのではなくて、5年ぐらいしてから変えることでも全く遅くはないし、問題ないと思います。これまでのいろいろな経験からそう思いますね。
今後のお仕事の展開
高田:社労士のお仕事、長瀬さんであれば、誠実に、間違いなく、ちょんぼとか絶対になく、きっちりやっていただけそうです。お話していてもわかります。そういう意味では、社労士というお仕事があっていたのかもしれませんね。
長瀬:仕事の地味加減もあっていたかもしれないですね。(笑) 今後は、法人化など組織にするのはどうかな、と思っています。社労士仲間とともにやってもいいな、と。あと、仕事の幅を拡げるためにも、もっと労務に関するコンサルティングをやっていきたいと思っています。
高田:やりたいことはまだまだたくさんありそうですね。組合を個人で引き継ぎ5年経ち、今後は次のステージに向けてよりステップアップのときですね。
長瀬:はい、今後はさらにいろいろと展開していきたいと思っています。子供がいますので、無理なく、マイペースで続けていきたいと思っていますので、今すぐというよりは、もう少し子供が大きくなってからでもいいかな、とも思っています。
高田:今後のご活躍、楽しみにしています。今日はお忙しい中貴重なお時間をありがとうござました。ふとしたきっかけで社労士に興味を持ち、その後元上司から組合を引き継ぎ、そして独立されるまで、長瀬さんはいろんな人のつながりで、みなさんに愛されながらお仕事をされてきたんだな、とつくづく実感しました。長瀬さんのオンオフの切り替え、私もぜひ見習わなくては!
(終わり)
